基本情報入力

DynaRodユーザーガイド 始めに DynaRod使用法 トラブル・シューティング 目次

上へ

機能

この画面で既存ロッドの情報を修正します。

入力が終了したら、「次に進む」ボタンを押します。エラーがあれば、この段階で注意されます。
この機能には、6種類の画面が隠れており、処理の進行によって順次案内されます。

機能ボタン (上から順に)

ボタン名 機能
リセット 入力したデータを白紙に戻します。
Archiveに戻る アーカイブに戻ります。 入力データは消えます。
次に進む 入力データを検証し、次の頁を表示します。

入力情報

 

項目名 意味と処理条件
ロッドID ロッドに付したID、ニックネーム
ロッド名 ロッドの正式名称
ロッド・コメント コメント
竿種 (*注1) プルダウンから、Boat Rod 船竿、フライロッド、ルアーロッド、エギングロッドを選択。このプルダウンはガイド属性テーブルの竿種フィールドから設定されます。  竿種は5文字で表示しますので、Fly01、Boat-A、Lure-B、のように、各竿種を更に細分化した分類も可能です。 

竿種は、竿に取り付けるガイド・セットと対応せねばなりません。 つまり、同じ竿種の5文字が、トップガイドテーブル、ガイドテーブル、ユーザーのガイド規定値テーブル、リール重量テーブル、グリップ/リールシートテーブルに存在する必要があります。
ロッド長 ロッドの全長をフィートとインチで入力。 
コンボボックスで選択。 11フィート11インチまで入力可能。
アクション長 ロッドのアクション部の長さをフィートとインチで入力。
コンボボックスで選択。 放置するとロッド長から10インチ短い長さに設定され、忠告メッセージがでます。
ロッド継型 セクションを均等にするか、2ピースの場合ワン・ハーフにするかを
チェックします。
継ぎ数 ロッドの仕舞い継ぎ数を数値で入力します。
竹の種類 コンボボックスで選択します。 竹種テーブルで設定した竹がすべて選択可能です。 Hybridを選ぶ場合は、部品設計でセクション毎の指定が必須になります。
フライライン種別 DTかWTを選択。 フライロッドのみ対象。
ライン# ライン番手を入力。 フライロッドのみ対象。
前提フィッシング長 何フィートのラインを出して以後の計算をするかを入力します。
フライロッドのみ対象。
フェルールタイプ フェルールのタイプをコンボボックスで選択します。 フェルールのタイプはフェルール属性テーブル内に設定されているものがコンボボックスに表示されます。
PFステーション間隔 前提するPFステーション間隔を選択。
ロッド断面形状 作るロッドの断面形状を指定。 四角、五角、六角、八角、丸のいづれかを選択します。
中空指定 Solid か 中空 かを選択します。 中空を選択すると自動的に 竹の種類=Hybrid となり、Hybrid指定画面が表示されます。 更に中空オプションを指定する必要がありますが、これは部品設計の頁以降で入力します。 ここでは入力できません。

注1: Boat Rod(船竿)のモーメント計算では、ロッドがキャスティングされることを前提にしていません。 フライロッド、ルアーロッドでは、ロッドに加えられる横方向の加速度と縦方向に働く重力加速度の両者をモーメント生成の原因として計算します。が、Boat Rodの場合は、縦方向の加速度(通常1)のみをモーメント生成の原因として計算します。 

表示情報

処理状況フィールド                

このロッドの処理状況が表示されます。 アルファベットはアーカイブ画面の機能ボタンのショートカットキーに対応しています。 

竿種を変更した時、または、仕様変更にて最後にSAVEボタンが押された時、処理状況は、初期状態、 ”AB--------”に戻ります。 

これは、当該ロッドに既存の計算結果が残留した場合、ロッド仕様と計算結果に矛盾がおきるため、敢えて既存の計算結果が無い状態にするためです。 (実際に計算されたエクセルファイルはdataフォルダーに残っていますが、パネル上には表示されないようになっています。)

 

コンボボックスの選択

コンボボックスは、既定の数値やデータを選択することで入力が完了します。
あるいは、既定の数値を無視して、手入力で数値を入れられるコンボボックスもあります。

データの検証

エラーがあると、「次に進む」ボタンを押したときに、エラーメッセージが表示されます。

以上

(c) Copyright 2006 Max Satoh All rights reserved.