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DynaRodの処理構造DynaRodの処理構造は概ね以下のようになっています。 DynaRodの画面にはVBAプログラムが1対1で対応しており、バックグラウンドでExcelと会話をしています。 1つのロッドに関して、各種の機能ボタンの処理を実行すると、最大で、4種類のExcelファイルが出力として作成されます。 データは、基本的にAccess内で更新され、主たる出力は当該ロッドのExcelファイル内に書き出します。 すべてのExcelファイルは、dataフォルダーに書き出されます。 DynaRod と Excelの競合できれば背景でExcelを動かさない方が好ましいです。
Zombi (ゾンビ)Excelの発生この構造下での処理手順は、DynaRodの各フォーム(画面)は立ち上がりと同時にExcelをバックグラウンドで立ち上げ、当該処理を遂行し出力を書き出した後、Excelをクローズします。 この処理構造から、万一、処理中に中断や、予期せぬ異常終了が発生した場合、バックグラウンドのExcelが立ち上がったまま、PC内に残っている状態(これをZombi Excelと言います)が発生することが、稀にあります。 状況:Zombi Excelが発生すると、画面が動かなくなったり、ウィンドウの様子がおかしくなります。 解決法:このような状況が出た場合はZombiエクセルの発生を疑ってください。
DynaRodの背景で別のExcelが立ち上がっている場合、この操作によって当該Excelが抹消されることがあります。 PC日付、時刻設定のトラブルDynaRodを使用開始後に、ユーザーがPC日付、時刻を過去に向かって設定し直すと、DynaRodがメッセージを出して動かなくなります。 これはお試しライセンス、年間ライセンスで稼働しているDynaRodにのみ起こります。 DynaRodには複雑なロジックが入っており、日付や時刻をごまかしてライセンス期限を延ばそうとする試みを見つけ出し、発見すると自らを動かない状態にします。(Disable) しかし、サマータイムからの復帰時や、時計が進みすぎている、ような場合、ユーザーは日付や時刻を過去に向かって変更することがあり得ます。 このような状況が発生した場合は、寛大なお心をもって、事態を乗り切っていただきたいと思います。 PC日付、時刻を過去に戻した分だけ待ってからDynaRodのライセンス設定をやり直してください。 SetUpvnn.mdeを再度実行すれば、同じライセンスをダウンロードできます。 |
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