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動的計算されたストレス・カーブを目標にしてテーパーを計算します。 Garrison式に基づくストレス・カーブをここで目標とすると期待したテーパーにはなりません。 あくまで、目標とするストレス・カーブは動的な計算に基づくものでなくてはなりません。 Garrison式計算でのストレス・カーブを言い換えると、ロッドが曲がる前のストレスをプロットしたカーブであると言えます。 一方、DynaRodでのストレス・カーブは、ロッドが曲がった後のストレスをプロットしたカーブということになります。 計算結果は、すべて ”Translated Rod”による動的計算によります。 DynaRodでは、Stress Curve Drawerというエクセル・ツールによって動的ストレス・カーブを描きます。 DynaRodがその情報を読み取りテーパーに変換します。 ”新規ロッドを設計する”にはDynaRodでは、既存ロッドを変換して新ロッドを設計することが出来ますが、新規にロッドを設計することも出来ます。 DynaRodの仕様では、まず、開始時のテーパー情報が必要とすることから、何らかのロッド上で「曲がりで設計」を開始する必要があります。 全く新規のロッドにする場合は、Deflection Designerツールで、既存のアクション・ゲノムを無視して、全く新規のアクション・ゲノムを設計することで、新規ロッドを設計することができます。 設計された結果をアーカイブに登録する場合は、「変換前後の比較」画面の「新規ロッドの登録」ボタンで登録できます。 以上 |
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