アクション・ゲノム

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変換元ロッドと、変換後ロッドを、所定のスピードで振った時の、デフレクションの内容(1インチごとの曲り角)で比較します。

デフレクション・グラフの内部では、このように曲がっている、ということを表すグラフです。

ロッドの1インチセクションごとに計算した曲り角(1つ前のセクションに対する曲がり角)をポイント毎にグラフ化したものです。

どのポイントが、何度曲がっているか、という見方をします。

X軸:    ロッドポイント(インチ)
Y軸:  曲がり角(度)

 

アクション・ゲノムのパターン (ロッド・アクション)

アクション・ゲノムのパターンはロッドのアクションの違いを表します。

カーブが右下がりなら、Tip部が多めに曲がっている、プログレッシブタイプ。
右上がりなら、Butt部が多めに曲がっている、パラボリックタイプ。
フラットなら、全体的に均等に曲がっている、タイプのロッドということになります。

詳細は、Deflection Designerエクセルツールにて学習できます。このツールは単独でも動きますから試してみてください。

アクション・ゲノムの正体

Deflection Designerエクセルツール内に詳細な記述があります。 下記は一部を抜粋したものです。

ロッドのたわみ方と、何故そのようにたわむのかということを可視性の高いグラフ表示によって知ることができます。
ツールの使用に先立ち、ユーザーは、ロッド・デフレクションについて以下の事実を理解しておく必要があります。
「ロッド・デフレクションは、細分化されたロッドセクションの曲がり角度から構成される。」
次の図は、このことを上手く表現しています。 この例ではロッドは1インチ長のセクション9つから構成されています。
ロッド角とTip先端の接線はともにロッドの中心線によって測定されるものとしています。

 

左のナビゲーションの「上へ」をクリックするとロッド・デフレクションとアクション・ゲノムについての別の説明を見られます。
ゲノムグラフには2つの目安線が引いてあります。 一つは1度の曲りを表す線で、もう一つは合計角(Tip Top Angle)をアクション長で割った、平均の曲り角を表します。これらの線は特別な意味があるわけではありませんが、平均線は1度の線と比較することによってどの程度、平均が1度線から離れているのか、1度以上なのか、以下なのか、等を知ることができます。
この種の目安があらたな経験値のルールを作り出せるのではないか、と期待しています。ゲノムグラフ上では、ロッドのどの部分が1度線の上にくるのか、また、ロッドのどの部位が1度線に沿っているのかということが注視する点だと思われます。  もし、Tip部が1度線(あるいは平均線)より上にある場合は、それはロッドがTip部でより多く曲り、即ち、Tipアクションタイプであることを表しています。 というように見ます。以上

 

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