曲りで設計

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上へ テーパー変換の指定 曲りの確定 変換前後の比較

ロッドの曲り形状、アクション・パターン(アクション・ゲノム)を定義してテーパーに変換する機能です。 もちろん、動的計算によって変換します。

ロッドの曲りを表現するのは大変難しく、Butt近辺のほんの少しの曲りを、仕様として定義する方法を長い間模索しておりました。 

期待するロッドの曲り形状から、ロッドを設計できれば、まさにこれまで存在していなかったロッド設計手法を確立できます。  DynaRodは、Deflection Designerというツールをエクセルにて開発し、協業することで、自在にロッド・デフレクションを設計することに成功しました。

Deflection Designerで、標準的な負荷を前提して、期待するロッドの曲り形状、アクション・パターン(プログレッシブ、パラボリック、等)を設計します。 DynaRodはこの結果を取り入れ、Dimsensionを計算します。

DynaRodでは、ロッド角とアクション・ゲノムによって、設計目標とするロッドを規定します。  規定したデフレクション情報を使って、ロッドテーパーを計算します。

ロッド・デフレクションの定義

DynaRodでは、”ロッド角およびアクション・ゲノムによって規定されるロッドの曲り形状、および、アクション・タイプである”、と定義します。

この機能で前提しているロッドの動きは、”Translated Rod” (立てたロッドを水平に動かす)で計算しています。

”新規ロッドを設計する”には

DynaRodでは、既存ロッドを変換して新ロッドを設計することが出来ますが、新規にロッドを設計することも出来ます。  DynaRodの仕様では、まず、開始時のテーパー情報が必要とすることから、何らかのロッド上で「曲がりで設計」を開始する必要があります。  

全く新規のロッドにする場合は、Deflection Designerツールで、既存のアクション・ゲノムを無視して、全く新規のアクション・ゲノムを設計することで、新規ロッドを設計することができます。  

設計された結果をアーカイブに登録する場合は、「変換前後の比較」画面の「新規ロッドの登録」ボタンで登録できます。

以上

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