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計算結果は、すべて DynaRodのデータフォルダー内に、エクセルファイルとして格納されます。 ファイル名は、ロッドID + "Dyna.xls" となります。 デフレクションとアクション・ゲノムDynaRodでは、デフレクションの表示には、次の指標を表示しています。
ロッド角ロッドを垂直に立て、ButtエンドとTipTopを結ぶ線の、垂線に対する角度。
DynaRodの提案 DynaRodでは、ロッド角を使用したロッドの硬度基準を使用するように提案します。 これまで存在した、ロッド全長の約30%が曲がるロッド=Fast、といった定義は、手元が多くまがるパラボリック・アクションのロッドには当てはまりません。 どのようなアクションのロッドにも適用できる共通の基準が必要です。 一定の標準化された前提により計算されたロッド角により、そのロッドの硬軟を参照するように提案します。 一定の標準化された前提とは、下記を意味します。
これは、ロッドの硬度、硬いか柔らかいかを表現するもので、ロッドがどうアクションするかを意味するものではありません。 ロッドアクションに関しては、アクション/ゲノムを提案しています。 Tip先端角Tip先端1インチの接線の垂線に対する角度。 この角度が、物理の法則にしたがうと、ロッドの各部(1インチセクション)の曲り角(1つ前のセクションに対しての曲がり角度)の合計に一致します。 したがって、曲り角の総量となります。 したがって、曲がりの大きさと言ってもよろしいでしょう。 下記アクション・ゲノムグラフのy軸の値を累計するとTip先端角になります。 アクション・ゲノム1インチセクションの曲り角(1つ前のセクションに対しての曲がり角度)を、X軸にポイントを取ってプロットしたグラフです。 このグラフは、ストレス・カーブに酷似します。 この点は、お客である、釣り人の要望を明確にするためには、好都合です。 グラフ作成時の前提各種グラフには、計算時に前提した事項を表示します。 表示される前提事項は以下のとおりです。 竿種、RodID、ロッド長、ピース数、使用したキャスティングスタイル、ラインタイプ、ライン番手、フィッシング長、Tip加速度、フライの重さ、魚の重さ、ロッド角(動的ロッドでは局面別)、Tip先端角(動的ロッドでは局面別)、使用した竹、使用したLvalue。 以上 |
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