テーパー表

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この表で、対面巾の履歴を数値で比較することができます。

履歴はそれぞれ下記の列名の下に表示されます。
Template   元のロッドの対面巾、あるいは、比較するロッドIDで指定したロッドの対面巾
前回         前回の設計で生成した対面巾(繰り返した場合)
最新         最新の設計で生成した対面巾。 この数値は、テーパーグラフと対応する。また、エクセルのDesignerツールの内容と対応する。
曲り角       最新の対面巾生成時に使用した曲り角。
RodID        前回、最新Dimensionの持ち主であるロッドID
Template RodID    元のロッドとして参照されたロッドのロッドID、または、比較されたロッドのロッドID

前回って?

「曲りで設計」、「ストレスで設計」とも、ユーザーは、最初に、”テンプレート(元のロッド)を指定して開始”するか、”作業中のワークファイルを繰り返す”の選択オプションがあります。 ”作業中のワークファイルを繰返す”で設計作業を繰り返す場合、前回欄には前回の繰返しで生成したテ-パーを見ることができます。

この画面には更新のオプションはありません。 なぜなら、設計機能自体がテーパーを計算するための機能だからです。 

全く同じテーパー表比較が、エクセルのDesignerツール内にコピーされます。 ”Data”ワークシート内にあります。

テーパー比較表の使い方:

曲りで設計、ストレスで設計では、ポイント=0の対面巾は、一定のアルゴリズムにより、ポイント=1の対面巾から推定されています。 ポイント=0の対面巾は、プログラムでは決定できないという特性があるためです。 ポイント=0の対面巾が前後することで、ロッド全体の対面巾に極微小の影響があります。 逆にTip先端部にはある程度の影響を及ぼします。

このような場合に、Tip先端部の対面巾の差異をこの表によって判読し、ポイント=0の値をある程度試行錯誤し、「曲りで設計」画面、あるいは、「ストレスで設計」画面にある、ポイント=0の対面巾フィールドに明示的に指定して再計算を実行します。 ピッタリのポイント=0の対面巾が指定されると、Tip先端部の対面巾がすっきりと調和するようになります。 調和しているか否かは、エクセルのDesignerツールにある、「Tip Dimension」グラフを見ると、ポイント=1とポイント=0の対面巾が、調和しているか否かを判別できます。

 
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