削除

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機能

アーカイブ内のロッド情報を消去します。  消去した場合は、元に戻せません。   重要なロッド情報は定期的に「Export/Import」機能を使ってバックアップしておきましょう。

DynaRod内のロッド情報は、下記のように参照整合性が設定されています。 参照整合性とは、関連するデータが常に統合された形で維持されるように関係(リレーションシップ)を定義することです。

参照整合性が設定されていると、基本データを消去すると、関連する部品情報、テーパー情報、等が一緒に消されますので、ゴミがデータベース内に残りません。 また、基本情報の無い部品情報や、テーパー情報を記録することが出来なくなります。

DynaRodの削除ボタンの他に、Access自体にも、生の削除機能があります。 Accessの削除機能は、レコードポインタ(左端に表示される三角マーク)を、マウスで右クリックし、レコードの削除、あるいは、切り取り、を選ぶと、削除することができます。 または、レコード選択後、Deleteキーを押しても削除できます。  

いずれの場合も、参照整合性により、データベース内のそのロッドの関連情報をすべて消去します。

DynaRodの削除ボタンを使って或るロッドの情報を削除する場合、さらにdataフォルダーから、当該ロッドについて作成されたすべての計算結果のExcelファイルを一緒に削除することができます。 Excelファイルの削除は、プロンプト・メッセージで削除するか否かを選択できます。 

 

DynaRodテーブル間の参照整合性:

以下のテーブル間にロッドIDを介して参照整合性を設定しています。

[アーカイブ基本情報]
    |
    =>[ユーザー入力Dimensionデータ] (ユーザーが入力したテーパー)
    |
    =>[部品設計データ]                     (部品設計で生成する部品データ)
    |
    =>[1インチDimensionデータ]         (部品設計で自動生成される)
    |
    =>[ロッドバランス設計データ]         (バランス設計で生成する部品データ)

以上

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